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野崎祐一郎情報ブログ
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 大地震から10日以上が経ち、東京でもようやく落ち着きが生活の中で見られて来ました。

 原発問題に自分の命、生き方、使命感を持って解決に当たって下さっている方々、被災地で懸命に、今を、未来を信じて生き抜いている方々の姿を目の当たりにする事で、僕らもようやく自分のしなければならない事に目を向けられるようになったのだとも思います。

 自分達のすべき事、じつは本来ならそれは震災前でも中でも後でも変わらない事、普段の生活の中にある事なのだと思います。

 どれくらい真剣に普段生きて来たのか、僕らは今、だけでなく今まで、その自分の生き方そのものを糧にこれから先に向けて行動しなければならないのかもしれません!

 そのように決意を改め、しかし今までと変わらぬ努力を続けるボクサー達、八王子中屋ジムにとって大地震後初の試合は4月4日(月)に後楽園ホールで行なわれる『スーパースピリットファイティング VOL.5』に出場の野崎祐一郎選手の復帰戦です!

 周りが一時的にでも落ち着きを取り戻した事で、祐ちゃんも再び自分のリズムを取り戻した様子です。バリバリと働き、練習し、しっかりと家族を守っているようです!

 そんな彼がボクシングを始めたきっかけは以前にも書いた事がありますが(じゃあ、いちいち書くな、と思う人はこちら)、同じジムメイトで同じ地元、日ノ出町出身の中村尚平太選手なんですよ!


(ほら、そして今では立場が逆転、している訳ではなく、八王子中屋ジムでは皆が助け合い、手伝い合って練習しております。)

 今でもそれは変わらぬ事で、彼等には特別な信頼関係があるのだと思います。そんな仲間が側にいるからこそ、続けられる事もあれば、頼れる事もあるのではないでしょうか。

 一時期はジムを離れていたこともあった二人、しかし同じ時期に戻って来たことに何らかのつながりを感じずにはいられません。きっとこんな時こそ互いが高められることがあるのだと思います!

 ジムに通うプロ、アマ、練習生達も今以上に周りと接する事が出来れば、更に今を充実させられるし、何より自分の成長に結びつけられるのだと思います。困難な今の状況だからこそ、皆で協力し合い乗り越えなければならないですね!皆も一緒に頑張ろう!


(ほら、着替えだって一人じゃ出来な、、一人より二人の方が楽しいですよ!)
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 新人の情報ブログ開設が一段落し、これからはちょくちょく他のプロ選手達の新30の質問をアップして行きたいと思います。

 まずは4月4日(月)に去年の東日本新人王予選からの復帰戦を行なうスーパーライト級だった野崎祐一郎選手。今回の試合は66キロ契約で階級を上げての試合となりますよ。


(今しかないぞ!祐一郎!)

 野崎祐一郎 30の質問

 なるほど、なるほど、何となく裕ちゃんの姿が見えて来る回答が書かれておりますね。

 ”がんばる、父ちゃん”野崎祐一郎は八王子中屋ジムただ一人のお子さんを持つプロボクサー。

 そしてボクシングを始めたきっかけは、同じ地元出身の中村尚平太選手に憧れたこと。

 コーラが好きで、いくらが嫌い。高田純次が好きなのは去年と変わらずだ!

 などなど、是非、試合前に彼の輪郭を、試合で彼の中身を確認して下さい!

 皆さん宜しくお願い致します!
 
 *写真が多いので、見たい方はこちらから記事を読んで下さい



 2010年も残す所、後僅か。

 今年も一年、ジムから、選手から一枚一枚チケットを買って応援して下さった皆様。

 ジム、選手をサポートして下さったスポンサーの皆様、ジムを支援して下さった企業の方々、本当にお世話になりました。有り難うございました。

 今年は八王子中屋ジムにとって飛躍の年になりました。

 ということで具体的に誰が飛躍したのか!?今年もやってみます!『2010年度 八王子中屋ボクシングジム大賞』

 ちなみに去年はこんな感じでした。

  2009年度 八王子中屋ボクシングジム大賞!!



 ■■■MVP:東洋太平洋&日本スーパーウェルター級王者 チャーリー太田■■■


(2年連続!対戦相手、成長とやはりチャーリーはすごかった!)
 
 *次点:荒川仁人(日本タイトル獲得、初防衛)淵上誠(3度目の挑戦で日本タイトル獲得)


 タイトル獲得、成長、試合内容、相手の質、やはりMVPは今年もチャーリーとなりました!

 荒川さんも、誠もその価値は十分にありました、が、やはり相手の質や、成長速度などトータル的なものを見て、この2冠王者は誰より特別な1年、特別な人生を過ごしていたと思います。

 思えば今年の3月、2冠王者の柴田選手に大逆転でタイトルを奪取してから、チャーリーは難敵を迎える中、見事自分の成長に繋げていきました。

 今年7月に行われた東洋太平洋タイトル初防衛戦ではアマ戦績170勝、プロで無敗のキング・デビッドソン相手に初回、ダウンを喫するもその後は試合をコントロール。強者相手に完璧な勝利をもぎ取りました。

 そして今年9月に行われた湯場選手との激闘。やはり今年、MVPはチャーリーです!

 僅か5年近くのキャリアで日本の、アジアの王者となり、世界ランカーとなったチャーリー。その結果、成長は驚かされますが、その分だけの努力あってのことだということをジムのミンナは知っています。

 更なる高みへ、チャーリーがまた来年もやってくれるでしょう!



 ■■■敢闘賞:日本ミドル級王者 淵上誠■■■



(3度目の正直!頑張り続けた分だけのものが返ってきた!)

 *次点:丸山伸雄(ランク獲得、ランカーとの激戦、そしてランカーとしての存在感)


 敢闘賞は今年10月にとうとう3度目の挑戦にして、敵地にて見事、日本ミドル級を獲得した淵上誠選手です。

 去年の日本タイトルマッチの敗戦から2連続KO勝利で復帰した誠、今年も早々に日本ランク1位に返り咲きました。

 その中であえて行った同級2位の岳たかはし選手との挑戦者決定戦、誠は2回にダウンを奪われるピンチも、その後は自分のペースを取り戻してタフな岳選手を倒す寸前まで持ち込んでの判定勝利を収めました。

 そしてご存知の通り、完勝で、実力でもぎ取ったタイトル獲得。1年遅れのすべきだった祝杯です!



 ■■■技能賞:日本ライト級王者 荒川仁人■■■


(他の追随を許さない!表面的、内面的リングの上でのその技術!)

 今年も、おそらく来年も、、

 技能賞に限ってはぶっちぎりで荒川さんの受賞と今年もなりました!

 4月に行われた日本タイトル挑戦では、キャリア初のダウンを初回に奪われる驚きの展開、しかしその後はインにアウトに多彩な攻防を見せ判定で見事に日本タイトルを獲得。

 続く9月、初防衛戦とは思えない程の冷静さで5回TKOでベルトを守りました。

 その上質のボクシング技術と競技の理解力。どうやらようやく周囲や観客にも彼の細かすぎ、、持ち味が伝わり始めたようです。

 対戦相手の質や、その舞台さえあれば十分にMVPの価値がある一年だったと思いますが、あるいは今年、荒川さんに取っては来年の更なる飛躍への足下固めだったのかもしれません。来年1月8日の2度目の防衛戦ではその真価が垣間みることが出来る試合となるでしょう。

 それでも!ジム頭として常にリードしてくれていた荒川さん、彼のタイトル獲得はおめでとう、以上に、ありがとう!だったと感じます。今、彼のその意識に全選手が呼応するよう頑張っているジムは、来年も良い雰囲気となりそうですよ!

 荒川さん、ありがとー!でもMVPはチャー、、



 ■■■新鋭賞:該当者無し■■■

 残念ですが、今年の新鋭賞は該当者おりませんでした、、、

 その可能性を持っていた選手達は今年も沢山おりました、が、結果としてはついてこなかったです。

 やはり満遍なく、皆に与えるような賞では価値はそれほどのものではないのではないでしょうか。その賞に値する実力、実績を得て初めて賞というものの意味と価値が出るものだと思うんですよ。まぁ、小さなジム内での賞だから、そんなに重苦しい事言う必要はないんですけどね!

 ただ今年は、この賞が一番悩む事になるかもしれないと思っておりました。それくらい可能性ある選手達がいましたよ。改めて、強さを勝利に結びつける事の難しさを再確認した次第です。

 来年はまた勝利をめざし、皆、がんばろう!



 ■■■KO賞;該当者無し■■■

 上記の新鋭賞と同じ理由にて、こちらも該当者はおりません。豪快なものや、テクニカルなもの、努力の末のもの、才能あふれるもの等など、様々なノックアウトを今年も八王子中屋拳士達は演出してきておりました。

 しかしやはり、この賞は年内全KO勝利が最低限の対象にしたい。しかし1勝1KOってのはちょっ、、

 だからこそ、来年はそれにふさわしい選手達が続出する事を願って止みません。誰に対して書いているか、分かりますよね、皆!もちろん全選手にですよ、全員!誠も、丸もここにきてなぎ倒し続けているじゃないですか!誰にだって出来る、みんな頑張って!それに早く倒した方が楽で、、

 来年は倒す力にも注目です!あるいは倒され、、



 ■■■MIP(最も成長した選手):日本ライト級10位 丸山伸雄■■■


(一人のA級ボクサーからランカーへ、そして)

 *次点;チャーリー太田、淵上誠の成長&結果

 年間でもっとも成長した選手に送る賞、MIP(Most Improved Player)、今年、最も該当者が多かったように感じるこの賞は、日本ランカーにとうとうなった丸山伸雄選手です。

 丸の2010年は1月のお正月内に決まったランカーへの再挑戦でした。そして迎えた3月、熊野和義選手が持つ日本ランクへの挑戦試合で丸は攻め続ける中で見事5回TKOにより勝利を収めました!

 そして丸は日本タイトル挑戦権トーナメント『最強後楽園』へ参加する事を決意し、その準決勝では大方の予想を覆すような試合を展開するも、今度の荒川さんの相手中森宏選手に1−2の判定により、惜しくも破れました。

 しかし、その試合でランカーとしての自信を得たであろう丸は、今年八王子中屋にとっての最終試合で圧巻の2回TKO勝利。丸はランカーとしての実力を携えたのです。

 一歩一歩、確実に何かを掴んできた丸が、今年はとうとう大きな結果を出してくれました!彼程、静かに、僅かづつ、しかし確実に、一戦、一戦成長して行った選手は他にいません!

 そして、そんな丸の来年は勝負の年となるでしょう。それは数少ないボクサー達だけが挑める上へのレベルでの戦いです。どうか皆さん、丸に変わらぬ応援宜しくお願い致します!



 ■■■年間最高ラウンド;淵上誠VS鈴木哲也(進光)第6ラウンド 10月3日 日本ミドル級タイトルマッチ 大阪、IMPホール■■■


(今年一番感動した瞬間、それは誠のタイトル獲得!写真:こんどうさん)

 *次点:荒川さん&チャーリーの初回ダウン

 これに関しては、誠で決まりです。決して今年だけではありません、去年からの、いや初挑戦からの雪辱を見事果たした瞬間でした!

 10月3日、敵地大阪、相手は2度目の挑戦となる日本ミドル級王者、鈴木哲也選手。2回に左でダウンを奪うと、その後も前に前に、そして確実に試合を組み立て、1秒の隙も誠は見せませんでした。そして迎えた第6ラウンド、相手がひるだところで、連打、連打そしてまた連打、あの連打には誠の全てが込められていました。

 そうしてレフェリーが相手を抱きかかえた瞬間、誠がとうとう日本王者となったのです。

 あの勝利は彼のみの力にあらず。敵地にも拘らず、駆けつけた沢山の仲間の声も彼を後押ししたのだと思います。

 またそれをさせるのは、誠の普段、周りと接する努力が形となったのだとも言えました。そして迎える2月14日の初防衛戦、誠はより大きな歓声に迎え入れられる事でしょう、そんなとき、誠が緊張し、、また最高の試合を見せてくれるはずです!


 ■■■年間最高試合;チャーリー太田VS湯場忠志(都レオスポーツ) 9月4日 東洋太平洋&日本スーパーウェルター級タイトルマッチ 後楽園ホール■■■


(選手の成長!観客の熱狂!誰もが楽しみ熱くなれたこの一戦!写真:こんどうさん)

 *次点:チャーリーVSキング・デビッドソン戦

 そして八王子中屋ジム年間最高試合は、、これはチャーリーVS湯場戦しかないでしょう!

 次点のチャーリーVSキング・デビッドソン戦も、レベル的には今年のジムで最高のものでした。あの無敗の世界ランカーと逃げずに一戦を交えた後だからこそ、チャーリーは今の実力を手に入れたこともみのがせないことです。しかし、やはりお客さんあってのプロ。より熱狂の渦に巻き込んだのはこのWタイトルマッチでした!
 
 その湯場選手との試合では、ボクシングの質、エンターテイメント性、何より戦っている二人のミックスアップするその姿、全てにおいてチャーリーと湯場選手は最高のものを見せてくれました!あるいはこの賞はチャーリーと湯場選手、二人のものかもしれません。二人とも最高の試合を有り難う!

 そして注目は!果たして、このパート2は行われるのか!?

 その答えは1月8日、後楽園ホールにて出されます!

 チャーリー、そして湯場選手、あのタイトルマッチを経て、どのような試合を展開するのか!?共に今度の試合をしっかりと勝つ抜く事が出来るのか!?注目です!ネットでのチケット販売終了まで後少しですよー!

 皆さん来年も熱い試合の数々をどうかご期待下さい!

 
 ■■■■■■

 と、いうことで今年も色々とありました。

 タイトルを獲得した3人は内容、結果、共に最高のものをジムにもたらしてくれました。

 またそれに続くランカー達も確実にその実力を固め、それに続けと、他の選手達も内容の濃い勝利と敗北を経験しました。

 更に今年の最後には3人のプロが誕生(もう一人、君も待ってるぞ!)!更なる盛り上がりの中、来年はこの賞がより選択が困難に、カラフルになってくれることを期待します!まぁ、続けばのはな、、

 選手の皆、1年間お疲れさまでした!

 来年も一丁、宜しく頼みます!


 
 
 皆さん八王子中屋ジム制作の来年、2011年度の特製カレンダーが完成致しました!

 思えばジムにとって今年は色々とありました。

 3月にチャーリー太田選手がチャンピオンカーニバルの中で挑んだ日本そして東洋太平洋のスーパーウェルター級タイトルを獲得したのを始めに、続く4月には荒川仁人選手が日本ライト級王者となり、10月には3度目の挑戦で淵上誠選手がとうとう日本ミドル級王者となりました。

 丸山伸雄選手が試合に勝って日本ランカーとなり、昨年の全日本新人王、野崎雅光選手もランキングを確実に上げておりました。

 トップの選手達だけでなくルーキー達やベテラン達も勝利あり、敗北ありと真剣勝負の中で揉まれておりました。

 そうした選手達の1年の頑張りを表現し、また新年に向けて爆発するような更なる活躍を願って、今回も力の入った2011年度版のカレンダーを制作いたしました!



 大きい画像はこちらから。


 どうですか、皆さん!チャンピオン達を中心に、各選手が元気いっぱいにボクシングするその姿!来年の爆発する姿が目に浮かぶようです!

 このカレンダーを制作するにあたり、様々な方々のご協力がありました。

 写真を撮影して下さった渡辺さん、広末さん、こんどうさん、本当にありがとうございました。彼等が撮影してくれた沢山の写真がなければ、到底このようなカレンダーを制作する事はできませんでした。1年を通じてこんなに写真を撮影してくれる人達がいるなんて、本当に幸せな事です!本当に幸せな事なんだぞー、選手のみんなー!

 写真は選手達にプロとしての誇りと、それを残してくれる大切な証であり、また撮っている方にとっても大切な作品なのだと改めて感じております、写真家の皆さん、本当に有り難うございました!

 そうして制作を行なった編集の力が加わり完成したこのカレンダー、いろんな人達の協力があり、様々な思いを詰められて完成しました。

 しかし!

 やはりそれもこれも、全ては選手達が何より本当に頑張っているからです!

 選手が頑張っていてくれるからこそ、それを支えたいと思う人、形に収めたいと思う人、文などにして周りに伝えたいと思う人、色んな人達が選手を様々な形で応援するのです!

 だから共に頑張れる、これからもお互い感謝の気持ちを忘れずに!

 来年も頑張りましょう!



(まぁ、間違えている部分もあった訳ですが(またか、、)、、、*データの方は直しました。)

 次の一年、八王子中屋はCALENDARではなくCALENDERです!来年も宜しくお願い致します!



★☆2011年八王子中屋ジム特製カレンダー(2枚)を、抽選で3名の方にプレゼントします!! ☆★

申込み方法
n@box.email.ne.jpまでメールでご応募下さい。
メールには「2011年カレンダー希望」と書いて下さい。
当選された方にはメールでお知らせしますので、その際お名前・ご住所などをお聞きします。

締め切り
2012年12月26日(日)
6月4日(金)東日本新人王予選〈後楽園ホール〉

◎S・ライト級 4回戦

野崎 祐一郎(八王子中屋/4戦3勝2KO1敗)
vs
宮崎 辰也(マナベ/5戦3勝3KO1敗1分)

 結果…2R2分55秒KO負け

100604野崎祐一郎試合


 試合の大半を支配するも逆転TKO負け、しかし野崎はここからだ!
 
 野崎祐一郎選手の東日本新人王戦準々決勝は、試合をほぼ支配するも2回終了前にダウンを奪われ、その後の追撃によりTKO負けとなりました。

 今年2月に判定で4年ぶりの復帰戦を勝利で飾ると、新人王予選に参戦し初戦は最終回TKO勝利。確実にリングの上で戦う感覚を取り戻して来ました。

 4年前、野崎君は家族を持つ事を決心する中で、ボクシングとの両立の難しさを感じて若いながらも現役を引退。そのとき一度は諦めたのが新人王戦への参戦でした。しかし去年、再びボクシングに戻る事を決意、ボクシングのTV放送を見て、うずく姿の野崎君を見た妻が背中を押してくれたのだ、と彼は言いました。2年前に生まれた娘も育てる中、父親としても、ボクサーとしても半端になる事のないよう、全力で練習し、働いてこの日の対戦を迎える事になりました。

 そんな野崎君の試合は最高の立ち上がりを見せて始まりました。ステップを刻んで常に動く中、離れた距離からジャブ、詰まればボディとリズムよく上下に打ち分け、相手の宮崎選手を寄せ付けません。相手の手数が少なかった事もありましたが、課題としていたディフェンスも崩す事なく1回を終えます。

 続く二回もボディのレバーブロー等で相手の動きを止めると、ストレートを顔面に打ち込み、優勝候補の一人と目されていた宮崎選手に、触れさせる事もない一方的なペースでこの回も進めて行きました。

 しかし、この2回終了前、相手の左フックを痛烈に顔面にもらうと、打たれ強い野崎君がまさかのダウン。後頭を打ち、何とか立ち上がるも足取りがおぼつかない中、残り数秒の所で相手に詰められストップ。わずか20秒ほどでの大逆転劇でした。

 試合後の野崎君は多くを語る事なく、悔しさを噛み締めていました。1発の出来事だったので、身体にダメージはありませんでした。その事が彼の家族への救いだったとともに、また試合後、彼が救われるのもこの家族がいるからなのだと思いました。

 去年の復帰を決意以来、走り続けた野崎君。「また休んでから頑張りますので、よろしくおねがいいします!」と答える彼の姿は逞しく見えました。

 しばしの休息後、彼には次の成長が必ず待っているはずです。そのとき、また皆の応援が彼の傍らにあれば、と願います。応援有り難うございました!

写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の6枚以外の写真も沢山UPされています。)

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東日本ボクシング協会公式携帯サイトボクシングモバイルの試合速報(有料)にも、試合内容と画像がUPされています。(無料ページもあります)
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