■ 4月4日(月)「スーパースピリットファイティング VOL.5」
【66kg 4回戦】
野﨑祐一郎(八王子中屋/5戦3勝2KO2敗)
vs
宮本健太郎(渡嘉敷/4戦2勝2KO2敗)
結果…判定負け3-0(39-38,39-38,39-37)
届かなかった追い上げ、野崎祐一郎の復帰戦
東日本大地震が起きて以来、八王子中屋ジムにとってのプロ公式戦。そして階級を上げ復帰を決めた野崎祐一朗の試合は、前半にとられたペースを後半に追い上げるも、後少し届かず、3−0の判定負けとなりました。
去年、新人王獲得を目指して約4年ぶりに復帰を決めた野崎でしたが、去年は優勝候補のスラッガー、宮崎辰也選手相手に逆転のTKO負け。それから数ヶ月、少し長い休みをとった後、野崎の決断は勝ち上がるに従い試合間隔が短くなるトーナメントに再び出場するのではなく、家族と共に果たした復帰だからこそ、自分のペースで試合を行ない上を目指す、というものでした。
そんなジムにとっても、野崎にとっても大切なこの試合、しかし前半は相手のペースとなりました。サウスポーの宮本健太郎選手の左ストレートボディ、野崎の右に合わせたカウンターに対してうまく対応出来ませんでした。
しかし後半の3回から、何とか距離を潰しにいく事で活路を見出した野崎は、最終4回に互いにパンチを打ち合う打撃戦に巻き込んでいきました。相手の方が前半をとばしていた為、スタミナが切れていた一方、野崎は怒涛の連打を浴びせて逆転に近づいていきました。
そんな追い上げの中、試合の終了のゴング。判定は前半をとっていた宮本選手に軍配が上がりました。
この試合の判定が下される前、野崎は出された椅子に座りませんでした。
それは後少しで逆転に近づけた事への悔しさ、まだ出し切っていなかったという現れだったのかもしれません。後少し、自分を奮い立たせる事が出来たなら、結果は変わっていたのかもしれません。
しかし、もし出し切れなかったが故に立っていたのだとすれば、それは必ず次ぎに繋がる原動力になるはずです。
今回の試合は震災以来、未だ予断の許されぬ状況の中で、それでもプロとしての試合を見せ手くれた野崎、相手の宮本選手に対し、会場からは溢れるばかりの拍手と歓声が起こっていました。野崎にとってはそれは、結果に結びつける事が出来なかった事もあり、悔しくもあったのかもしれません。
だからこそ、次の試合では今回以上の内容と、何より結果を出してほしいと思います。
野崎の負けは一人の負けではなく、ジムの負けでもあり、その悔しさも共に感じているものです。必ず野崎は、ジムは再び共に力強く立ち上がりますので、どうかその時まで今一度応援よろしくお願い致します!
大変なときではありましたが、皆さん、本当に有り難うございました!
■ 野崎選手から応援して下さった皆様へ
「応援ありがとうございました。
結果を残せなかったのは、ボクシングに対する自分の甘さだと思いました。
もう一度、1から自分に厳しくやっていこうと思います。
こんな俺ですが、応援よろしくお願いします。」
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の5枚以外の写真もUPされています。)
◎試合組合せ表(日本ボクシングコミッションHPより)
【66kg 4回戦】
野﨑祐一郎(八王子中屋/5戦3勝2KO2敗)
vs
宮本健太郎(渡嘉敷/4戦2勝2KO2敗)
結果…判定負け3-0(39-38,39-38,39-37)
届かなかった追い上げ、野崎祐一郎の復帰戦
東日本大地震が起きて以来、八王子中屋ジムにとってのプロ公式戦。そして階級を上げ復帰を決めた野崎祐一朗の試合は、前半にとられたペースを後半に追い上げるも、後少し届かず、3−0の判定負けとなりました。
去年、新人王獲得を目指して約4年ぶりに復帰を決めた野崎でしたが、去年は優勝候補のスラッガー、宮崎辰也選手相手に逆転のTKO負け。それから数ヶ月、少し長い休みをとった後、野崎の決断は勝ち上がるに従い試合間隔が短くなるトーナメントに再び出場するのではなく、家族と共に果たした復帰だからこそ、自分のペースで試合を行ない上を目指す、というものでした。
そんなジムにとっても、野崎にとっても大切なこの試合、しかし前半は相手のペースとなりました。サウスポーの宮本健太郎選手の左ストレートボディ、野崎の右に合わせたカウンターに対してうまく対応出来ませんでした。
しかし後半の3回から、何とか距離を潰しにいく事で活路を見出した野崎は、最終4回に互いにパンチを打ち合う打撃戦に巻き込んでいきました。相手の方が前半をとばしていた為、スタミナが切れていた一方、野崎は怒涛の連打を浴びせて逆転に近づいていきました。
そんな追い上げの中、試合の終了のゴング。判定は前半をとっていた宮本選手に軍配が上がりました。
この試合の判定が下される前、野崎は出された椅子に座りませんでした。
それは後少しで逆転に近づけた事への悔しさ、まだ出し切っていなかったという現れだったのかもしれません。後少し、自分を奮い立たせる事が出来たなら、結果は変わっていたのかもしれません。
しかし、もし出し切れなかったが故に立っていたのだとすれば、それは必ず次ぎに繋がる原動力になるはずです。
今回の試合は震災以来、未だ予断の許されぬ状況の中で、それでもプロとしての試合を見せ手くれた野崎、相手の宮本選手に対し、会場からは溢れるばかりの拍手と歓声が起こっていました。野崎にとってはそれは、結果に結びつける事が出来なかった事もあり、悔しくもあったのかもしれません。
だからこそ、次の試合では今回以上の内容と、何より結果を出してほしいと思います。
野崎の負けは一人の負けではなく、ジムの負けでもあり、その悔しさも共に感じているものです。必ず野崎は、ジムは再び共に力強く立ち上がりますので、どうかその時まで今一度応援よろしくお願い致します!
大変なときではありましたが、皆さん、本当に有り難うございました!
■ 野崎選手から応援して下さった皆様へ
「応援ありがとうございました。
結果を残せなかったのは、ボクシングに対する自分の甘さだと思いました。
もう一度、1から自分に厳しくやっていこうと思います。
こんな俺ですが、応援よろしくお願いします。」
■ 写真提供:こんどうさん
こんどうさんの写真館(下の5枚以外の写真もUPされています。)
◎試合組合せ表(日本ボクシングコミッションHPより)
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